3ヶ月も更新をほったらかしていたが(その間にも色々あったのでまた書くかもしれないが)、先日リリースされた鳴潮Ver2.2が予想外(ごめんなさい)に良かったので叫ばざるを得なかった。
ネタバレ超注意。プレイしようかと迷っている人には、ネタバレを食らうと後悔する要素しかない。

正直、「ほーん、また女キャラだけどんどん増えてくな〜(鼻ほじ)」くらいにしか思っておらず、カルテジアに対しても「ほーん、シャイなロリ属性の聖女ね……フィービーと被ってない?」などと思っていたのだが、ストーリー鑑賞を終えて「あ、癖だわ引くわこれ」となった。決して私が単純なのではなく、そのくらい良かったのである。決して私が単純なのではない。決して私g

カルテジアはフィービーとは異なり、ジャンヌ・ダルク系の聖女だった。好き。しかし見た目はフルールドリスの方が好みなので、ぜひツバキのように共鳴スキルなどで切り替えられるようになるか、スキンを実装してほしい。
というかなぜ今回実装ではなかったのか。まさか、実装時にこれ以上の盛り上がりを見せるのだろうか。オラワクワクしてきたぞ。

また、これまでは「主人公はほとんど何もしていない(ように見える)のに無駄にモテてハーレムになっている」感が否めず、三流ラノベを読んでいる感覚になりがちだったのだが、今回は色々と「惚れてまうやろ……」だった。
中途半端に「主人公はあなたです」というのは好きではなく、あくまでその物語の主人公キャラとして存在していてほしい私には、勝手によく動きよくしゃべっていたブラックショアの回や今回はとても良かった。


▼ネタバレ動画。何度見ても良き……😭


また、このストーリーの裏側で重要な役割を担った、新規実装のカンタレラ。
本編ではどちらかと言えばサポート役で出番が少ないのだが、連星任務(キャラの個別ストーリー)の内容が濃かった。きったない大人に利用される少女たちの話で、どんどんホラーじみてくるのも、意外な終わり方をするのも良かった。
カルネヴァーレの印象で華やかな開幕に見えたリナシータだが、瑝瓏とは異なる暗さがあるというか、人間による被害も大きく全体的にきな臭い。リナシータの側はイタリアを参考にしているとのことだが、情勢はまるで某国のようだ。国に目をつけられないかと少々心配になったりするが、そこがまた良いのである。
あとカンタレラさん30代って本当ですか?最高ですね!!!!!(おっさん)

カンタレラ連星任務ネタバレ(クリックorタップで展開)

そして鳴潮は時々、サブクエストにもしんどいのをぶっ込んでくる。大好き。
プレイアブルキャラだけでなく、どこの誰とも知らない一般人キャラにすら心を抉られるのである。
今回の場合はアヴィノレームという、20年前に黒潮(ものすごく簡単に言うと、悪意などの負の感情でできた災害のようなもの)に飲まれ、天上に封印されて朽ちた学校が舞台となるのだが、そのかつての生徒のエピソードがあったりする。

サブクエストネタバレ(クリックorタップで展開)

黒潮に飲まれると自我を失い、黒潮の一部(手先)となってしまう。つまりロザリーは、残像と戦ったことで死んだのではなく……というケースも考えられる。やめてくれ、もうやめてくれ(歓喜)


クロゲは上記の数々の例のように、女の子を酷い目に遭わせたり化け物にさせたりするのが大好きな歪んだ性癖の持ち主だと思っているが(ごめんなさい、でも多分そうですよね?ね??)、某奈落冒険漫画といい、そういう作者の方が、良くも悪くも人の心を揺さぶる作品を生み出す傾向にある気がする。
少し前にプレイヤーの性癖を収集する(言い方)アンケートがあったのでウッキウキで答えてきたが、質問が色々とコアで、あれ?自分の性癖、そんなに歪んでいないのでは……?と確認させられたほどである。
一例だが、「体の一部または全部が機械化・植物化しているキャラは平気ですか?」「どの程度(体の何分の一)なら問題ないですか?」といった質問があり、クロゲの性癖にどの程度耐えられるかを試されているような気がして笑ってしまった。ツバキがクロゲお気に入りキャラというのは納得である。
私には地雷というほどの苦手分野はない……と思っているが、集合体恐怖症のため、植物と言っても蓮コラのようなアレだけは勘弁していただきたい。

▼クロゲ性癖大爆発の代表例、ツバキ


Ver1の時点では、特に最初の方のストーリーが難解で退屈に感じられたが、中盤からとっつきやすくなり、後半のブラックショア実装で盛り上がりを見せ、戻ってきたプレイヤーも多いようである。その後、Ver2のリナシータ実装で人気が急上昇したらしい。
クロゲ(運営)は荒廃した、暗く救いのないテイストが得意なようだが、需要を考慮して元の世界観を崩さないまま万人受けしやすい方向に寄せ、なおかつ毎回完成度を上げてくるのがすごいと思う。グラフィックもどんどん進化しており、プロローグで主人公を投げ込んだ(言い方)謎の女性も、再登場する頃には改修されていないと古臭く感じてしまいそうだ。

一点、気動主人公のセリフが恥ずかしいのと棒読みなところが不満ではあるが、今後の更新も楽しみにしている。あとそろそろスカー助けてあげて。


キャラやストーリー語りばかりなので、たまにはプレイ動画も。

▼ツバキ使ってみた

まだ使い慣れず、というかそもそも無冠者に慣れておらず食らいまくっているが、ふわふわくるくる空中を動き回るのが楽しい。
丹瑾タンキン(初期からいた赤髪キャラ)も同じく慣れずグダグダになっているのだが、エフェクトが単調すぎてわかりづらく爽快感もイマイチなのは何とかしてほしいな~~と思う。

▼ブラント軸で定期コンテンツの最高難易度に挑戦

アタッカーもサポーターもこなす万能タイプで、同じく空中くるくるからのズドンが爽快なブラント。
割と人間味のある希少なキャラなのに、連星任務があっさりしていて残念すぎた。

それより、キャラの切り替えでセリフが中断されるようになってしまったのは仕様なのか不具合なのか……どうしても気になってしまう。


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